Happy Birthday to youがカリンバで弾けるようになる

「カリンバ」という楽器はご存知ですか?
コロナ禍から急に人気が出てきた楽器です。
アフリカの民族楽器で原型は約3000年前から存在しているそうです。
金属の棒のようなものを指で弾いて演奏します。
オルゴールのような優しい音色で
「親指ピアノ」や「ハンドオルゴール」とも呼ばれています。
音楽を気軽に始めてみたい方や癒しを求める方にぴったりの楽器です。
Happy Birthday to you メロディーを弾く
この曲は世界で最も知られている曲で
ギネス世界記録にも認定されているそうです。
なのでカリンバでも絶対にこの曲は弾けるようになってほしい!
誰かのお誕生日にさりげなく弾いてあげたら素敵ですよ〜
この記事を見たら絶対に弾けるようになるはず!
まずは始めたばかりの方向け「メロディーの練習」をしていきましょう!
Point 1 キー(鍵盤)の場所
カリンバの鍵盤はピアノと違いドレミファが左右に分かれています。
その為、ソは右?ラは左?とキーを探すのに時間がかかってしまいます。
なので、右側にあるキーに印をつけます。

○印のある音は17音の右側だけを見て探せば良くなります。
また音を出さずに音を出す順番をシミュレーションします。

左右変わりばんこに弾けば良いとわかります。
Point 2 音の高さ
ソが2種類出てきます。
4小節目の3拍めのソと5小節目の1拍めのソは高さが違います。
カタカナで読んでいるとソソソと同じように見えてしまいます。

黒玉(符頭)の位置が高いか低いかを見極める必要があります。
↑などの印をつけるとよいでしょう。
まとめ 1
このようにオリジナルで楽譜に印をつけたり、番号をつけたりすると練習の効率がアップします。
ぜひやってみてください。
さてここからは脱初心者、重音アレンジで弾きます。
重音アレンジで弾く
お手本動画はこちら
Point 3 便利な記号を覚えよう
重音アレンジを演奏するのに便利な記号を覚えましょう。
まずはその前に重音とはなに?
重音とは二つの音を同時に演奏すること。
同じ指で弾く時と左右で弾く時があります。

[ の記号は隣同士の音を弾きます。同じ指で弾くということです。
重音でも[ の記号が付いていないものは左右で弾きます。
また、最後の音は上のドは左手、下の二つの音には[ が付いているので右手で弾き、
縦で並んでいるので一緒に弾きます。これは3音なので和音と言います。
練習 1 重音練習
最初から楽譜通りに全て弾く必要はありません。
まずは重音の練習からしてみましょう。
音が鳴るようになったら①〜④までの音を練習します。

メロディーに加えて弾いてみましょう。
練習2 左右別の重音練習

グリーンの丸印は右手で弾く音です。
①から⑤までの重音とその前の音との繋がりを練習します。
それぞれが弾けるようになったら繋げて弾いてみてください。
まとめ2
準備が大事です。
二分音符のところ(2、4小節目)に来たら
次の右手と左手の音が何かをチェックして準備します。
多くの方がここで休憩してしまいます。
6小節目のフェルマータでは音を充分に延ばして良いところです。
延ばしている間に次の音を確認して準備をしましょう。
重音は慣れないと力が入り、強い音が出やすいです。
優しく力を抜いて弾いてください。
いつも最初から弾くのはNGです。
なぜなら最初ばっかり弾く練習をして最後の方はなかなか到達しなくて弾けないからです。
上記のように部分的に練習しましょう。
メトロノームと一緒に練習する習慣をつけると良いです。